オーストラリア南東部のメルボルン空港で21日朝、ヴァージンブルー航空職員ら多数が吐き気やめまいを訴えて倒れるなどの騒ぎがあった。同航空の使用する旅客ターミナルから乗客数百人が避難、同航空機の出発が一時停止された。 AAP通信によると、29人が病院に収容された。何らかの化学物質が原因とみられるが、詳細は分かっていない。 手当を受けた人の大半は同航空職員や警備員などの空港関係者という。
オーストラリア政府観光局はこのほど、2003/04年度(昨年7月~今年6月)に豪州を訪れた 外国人旅行者の数が前年度比9%増の505万7,200人と、 過去最高を記録したことを明らかにした。 シドニー五輪が開かれた00/01年度(503万1,000人)の記録を更新。日本からの観光客も4%増えた。
[数値は政府統計局(ABS)の発表]
日本からの旅行者は68万7,500人で、ニュージーランド(同17%増の92万6,100人)に続き国別で2位だった。 3位は英国(同7%増の68万6,400人)。
豪州が登場する小説『世界の中心で、愛をさけぶ』(片山恭一著、小学館)が販売好調で、 これを基にした映画やドラマ作品も現在日本で放映中。今後の豪州観光への影響が注目される。