Gap Japanの社員のうち約4000名がフルタイム、パートタイムの契約で働くSA(セールスアソシエイト=販売員)である
(我々が日ごろ接する社員のほとんどがSAということになる)。
・ 採用の入り口では、全員非正規社員として採用される(新規学卒者であっても、まずは非正規社員)。
・ 正社員であるマネジャーには原則SAから採用される(内部昇進である)。
・ Gap Japanにおいては、非正規社員は補助的労働に携わる社員ではなく、企業業績に直結する戦力だとして、
企業が力を傾注する対象であるとしている。
・ そのため、非正規社員のコミットメントを重視している。
・ Gap Japanの非正規社員雇用のベースなるコンセプトは、
「自分の意思で、非典型労働を選択する人々のコミットメントをいかに高めるか」であり、
ターゲットにしているのは、「達成感と自分の居場所を求める人々」である。
・ そのような人たちをマネジメントする原則として、ゲーム感覚という“面白さ”を核に
4つの原則に則って具体的な施策を展開している。
中島豊 『非正規社員を活かす人材マネジメント』2003年3月 日本経団連出版」から引用
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