ロンドン(ダウ・ジョーンズ)英携帯電話大手のボーダフォン・グループ(NYSE:VOD)は10日、オーストラリアとニュージーランドにおける第三世代(3G)携帯電話ネットワークのインフラ構築の提携相手としてフィンランドのノキア(NYSE:NOK)を選択したと発表した。
ノキアの主な役割は、ボーダフォンのオーストラリアとニュージーランドの拠点において、高速携帯電話ネットワークの構築を支援すること。ノキアはインフラの提供に加えて、ネットワークの設計や最適化、運営にも関わる見込み。
両社による豪州での提携は初めてとなるが、ニュージーランドではすでに提携関係を築いており、ボーダフォンは用地取得や建設会社との提携を目指している。
ボーダフォンの米国預託証券(ADR)のニューヨーク市場の10日終値は前週末比71セント(2.84%)安の24.28ドル。ノキアのADRは同18セント(1.30%)安の13.70ドル。
情報:ダウジョーンズより
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